「カブトムシを飼いたい」
お子さんがそんなことを言い出して、どうしようと戸惑うお父さん、お母さんも多いかもしれません。
この投稿では、5歳の息子と一緒にカブトムシの幼虫61匹を育てているわたしが、
都内でのカブトムシ入手方法、実際に飼育して必要になったもの、飼育して感じていることなどを記録していきます。
お付き合いいただけると嬉しいです。
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カブトムシ飼育のきっかけ
そもそもなぜカブトムシを飼育することになったのか。
きっかけは、2024年5月下旬のころでした。
カブトムシのフィギアで遊んでいた息子が「本当のカブトムシを探しに行きたい」と言い出しました。
何かを育てるという経験を積ませたいとは思っていまして、
3歳から金魚の飼育、自分が食べたアボガド、パッションフルーツ、メロン、レモン、オレンジなどの種を
発根、発芽させて育てたりといったベランダ栽培はしていました。
でも昆虫系は(わたしが面倒だというのもありまして^^)やったことがなかったんですね。
わたし自身は子供のころにカブトムシを育てた経験がありますので、
本人が飼いたいのであればやってみるか!という気になりました。
わたしが子供のころ
わたしがカブトムシを飼っていたのは今から40数年前になります…(遠い目)
東京、渋谷区に住んでいましたが、その頃は渋谷区でもカブトムシを捕まえることができました。
近所に腐葉土を溜めている場所があり、そこを掘ると幼虫がいましたし、
代々木公園や明治神宮では成虫を捕まえることができました。
今はどうなっているのかな。
確認したわけではありませんが、やみくもに探しに行っても捕まえられる気が全くしません^^
都内、カブトムシの入手方法
捕まえることに労力を使いたくなかったため、
近隣でカブトムシを捕まえるツアーのようなものが開催されていないか確認しました。
使ったのはこちらのサイトです。
キーワードに「カブトムシ」を入れて検索すると、
東京では、立川、国分寺、府中、調布などで幼虫や成虫を捕まえに行くツアーが出てきます。
早朝や夜間のコースは参加が難しいですが、
日中のコースであれば週末遊びに行くのにちょうどよいです。
実際に参加したツアーの内容
わたしが参加したツアーの概要です。
■開催場所:東京、府中市
■料金:大人5,000円、子供2,000円、合計7,000円
■時間:5月の日曜日、日中3時間
■森でカブトムシの幼虫を、木の中のクワガタの幼虫を探す。
■小川でヤゴ、魚類、ザリガニ等を探す。
■途中桑の木になっていた実を食べたりもしました。ベリー系が大好きな息子は大喜びで食べていました。
※カブトムシの幼虫を持ち帰るための蓋つきバケツ、幼虫3匹いられらるサイズのケースをもらえます。
※軍手、幼虫を探す際に使う鍬や魚類を捕まえる網など、必要な道具は貸してもらえます。
※魚類を持ち帰る場合はケースの持参が必要です。
※汚れてもよい服装で参加。子供用の着替え、マリンシューズを持参しました。
ここでカブトムシの幼虫を12匹捕まえることができました。
もっと捕まえようと思えば捕まえられましたが、「そのくらいで終わりにしてくださいー」という
アナウンスがあり終了です。
周りの腐葉土と一緒に蓋つきのバケツに入れ、持ち帰ります。
残念ながらクワガタの幼虫は捕まえることができませんでした。
代わりに事前に捕獲されていたコクワガタの成虫を4匹いただけました。
魚類は持ち帰りませんでした。
我が家には車がありませんので、電車行けて気軽に参加できるツアーがあるのはありがたかったです。
幼虫飼育の必須アイテム 3選!
ついに家に本物のカブトムシがやってきたと大喜びの息子ですが、
カブトムシを迎える準備ができていなかったので2晩は引き続きバケツの中で過ごしてもらいました(反省)
準備したのはこちらのアイテムです。
当たり前すぎるかもしれませんが、まさに必須アイテムです。
実家にあった昆虫ケースを一つ用意していたのですが、
まさか12匹も持って帰ってこれるとは思っておらず…。急いで発注です。
普通の昆虫ケースを買いましたが、
幼虫から成虫になり、餌に昆虫ゼリーなどあげ始めると、やはりコバエが気になりました…。
ケースと蓋の間に不織布を挟んで対応していましたが、
このようなコバエシャッター機能付きの昆虫ケースも便利ですね。
いつ頃から並び始めたのか、気が付いたら並んでいましたが、DAISOでも500円で大きめの昆虫ケース売っていました。
「カブトムシ 土」で検索するとたくさん出てきましたが、
「マット」という呼び方が一般的なんですねー。
すごく上質な?!高級、高額な^^マットも売っていますが、
何度か交換する必要があるならばコスパ優先で購入しました。
「安い」
「食いつきがいい」
「ホームセンターより安くて、届けてくれて助かる」
と高評価です。
「匂いがキツイ」
確かに匂いはわたしも気になって…
そのため届いたらすぐに袋の上を開封して1週間ほどベランダに出しています。
それからマット交換するとだいぶ匂いも軽減されますよ。
袋の口を開けて放置しておくと匂いが消えます。
それからマット交換してます。
マット交換時の救世主がこのトロ船です!
始めは部屋にレジャーシートや新聞紙を敷いて、その上でマット交換していたのですが、
まぁ汚れる汚れる…。
マット交換後の掃除がストレスになっておりました。
その状況を脱却すべく導入したのがこちらのトロ船です。
この中で作業を行うと…
なんということでしょう!格段に掃除が楽になりました。
こちらがレジャーシート時代の写真です。
まだそれほどひどい状態ではないですが、
終了後には服は土だらけ、
レジャーシートの外にも土が散乱…
大変な状態でした。
トロ船の中で作業 + ベランダで実施 + 最後に掃き掃除 が最強ですね!
以上、必須アイテム 3選のご紹介でした。
まとめ
■都内で、手間をかけずにカブトムシを入手するにはツアー参加がおすすめ。
■幼虫を入手する前に、必須アイテム 3選を準備すべし。
■特に掃除にかかる時間が激減するトロ船は要チェック。
12匹の幼虫は無事成虫になり、
現在その成虫が産んだ卵から幼虫61匹が育っています。
2025年夏に向けて、どれだけ成虫になるか成長を見守っていきます。
卵を見つめて…うれしそうな息子です。
玄関は幼虫たちでいっぱいです…