Aladdin X2 plusとAladdin X2ライトは、自宅で手軽に映画や動画を楽しみたい方に人気のプロジェクター付きシーリングライトです。
これら2つのモデルはデザインが似ているため、購入を検討する際にどちらを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、この2つのモデルの違いを「明るさ」「映像クオリティ」「シーリングライトとしての明るさ、適用畳数、寿命」「設置距離とレンズの上下可動域」「その他の付加機能」「価格とコストパフォーマンス」の6つのポイントから比較し、あなたの選択をサポートします。
それでは、まず最初のポイントから詳しく見ていきましょう!
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【比較1】明るさ
Aladdin X2 plusとAladdin X2ライトの違いで最も大きなポイントの1つが「明るさ」です。
Aladdin X2 plusは、900ANSIルーメン、高輝度で映像が鮮明に映し出されるよう設計されており、暗い場所だけでなく、明るい室内でも十分な視聴体験ができます。
一方、Aladdin X2ライトは、700ANSIルーメン、コストを抑えるためやや輝度が低めですが、夜間や遮光カーテンを使用する部屋では問題なく使用できます。
鮮明な映像にこだわる方や日中も利用したい方には、Aladdin X2 plusがおすすめです。
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
明るさ | 900 ANSI ルーメン | 700 ANSI ルーメン |
自宅の南向きのリビングでAladdin X2 plusを使っている様子です。
テレビを処分して部屋もすっきりしました!
ANSIルーメンとは?
ANSIルーメンは、プロジェクターの明るさ(光出力)を表す単位で、アメリカ国家規格協会(ANSI: American National Standards Institute)が定めた測定基準に基づいています。ANSIルーメンは、プロジェクターが映し出す明るさを客観的かつ標準化された方法で表すために使用されます。
【比較2】映像クオリティ
Aladdin X2 plusには搭載されておらず、Aladdin X2 ライトに搭載されているMEMC機能。
このMEMC機能により、特にスポーツ中継やゲーム、アクション映画などの速い動きのある映像がさらに見やすくなります。
この機能はオン/オフを切り替えられるので、好みに応じて調整可能です。
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
映像クオリティ | MEMC なし | MEMC あり |
MEMC(フレーム補間処理)とは?
MEMC(Motion Estimation and Motion Compensation)は、映像をよりスムーズに、滑らかに見せるための技術です。
簡単に言うと、映像の動きをなめらかにして、目に優しく快適に見られるようにしてくれる機能です。
映画やドラマなどの映像は、実は静止画の連続で成り立っています。例えば、1秒間に24枚や30枚の静止画(フレーム)が高速で切り替わることで、私たちには「動いている」ように見えるのです。
でも、このフレーム数が少ないと、速い動きのシーンで「カクカク」したように見えることがあります。
MEMCは、この「カクカク」を解消するために、以下のようなことを行います。
- フレーム間の動きを分析する
MEMCは、隣り合うフレーム(静止画)を見て、「この部分がどう動いたのか」を計算します。 - 新しいフレームを作る
その計算結果をもとに、「本来なかった中間のフレーム」を生成して映像に追加します。
「映像がカクカクして気になる!」という方には、
非常にありがたい機能ですね!
【比較3】シーリングライトとしての明るさ、適用畳数、寿命
Aladdin X2 Plusは適用畳数が8畳までで、最大3800ルーメンの明るさとなっており、比較的コンパクトな部屋に適しています。
一方、Aladdin X2ライトは、適用畳数が14畳まで対応し、最大5500ルーメンの明るさを持つため、広い部屋でも十分な照明を提供します。
したがって、コンパクトな部屋での使用にはAladdin X2 Plusが、広い部屋でより明るい照明を求める場合はAladdin X2ライトが適していると言えます。
また、シーリングライトの寿命はAladdin X2ライトが70000時間、Aladdin X2 Plusは30000時間です。
倍以上の寿命が長いAladdin X2ライトが優位です。
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
器具光束 | 最大3800ルーメン | 最大5500ルーメン |
適用畳数 | ~8畳 | ~14畳 |
寿命 | 30000時間 | 70000時間 |
【比較4】設置距離とレンズの上下可動域
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
設置距離 (100インチ投影時) | 約1.78メートル | 約2.0メートル |
レンズの上下可動域 | 最大32度 | 最大19度 |
Aladdin X2 Plusは、約1.78mの距離で100インチの投影が可能です。
一方、Aladdin X2ライトは約2.0mの距離が必要となります。
Aladdin X2 Plusは最大32度の可動域を持ち、設置場所の柔軟性が高いです。
対して、Aladdin X2ライトは最大19度の可動域となっています。
これらの違いにより、Aladdin X2 Plusはより短い距離で大画面投影が可能で、設置場所の選択肢も広がります。
一方、Aladdin X2ライトは設置距離と可動域に制約があるため、設置場所の確認が重要です。
Aladdin X2 Plusであれば短距離、大画面投影が可能ですので
我が家の9畳弱のリビングダイニングでも設置可能でした。
【比較5】その他の付加機能
Aladdin X2ライトには、新機能として「ムードライト」が搭載されています。
この機能により、シーリングライトの外周に配置されたRGB LEDが、さまざまな色や明るさで空間を演出します。
ムードライトの主な特徴
■多彩な調光・調色:シーンや気分に合わせて、50段階の調光・調色を自由に設定できます。
■エンターテインメント性:映像の雰囲気や音楽のリズムに合わせて光が変化する機能があり、臨場感を味わえます。
■リラックス効果:リラックスできる色とリズムで穏やかな眠りへいざなってくれるスリープモードを備えています。
これらの機能により、Aladdin X2ライトは照明としての役割を超え、空間全体の雰囲気を自在にコントロールできるデバイスとなっています。
【比較6】価格とコストパフォーマンス
価格とコストパフォーマンスは、両モデルの選択を左右する重要な要素です。
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
価格 | 129,800円 | 99,800円 |
Aladdin X2 plusは、明るさ、設置距離、上下可動域で優位ですが、価格がやや高めに設定されています。
一方、Aladdin X2ライトは照明機能の優位性(広い部屋(~14畳)で使用可能、ムードライト、寿命70000時間)、映像がカクカクしないMEMC機能が搭載されていて、かつAladdin X2 plusよりリーズナブルな価格となっています。
初めてプロジェクター付きシーリングライトを試してみたい方にはAladdin X2ライトがおすすめです。
まとめ
Aladdin X2 plusとAladdin X2ライトは、それぞれに異なる特徴を持った魅力的なシーリングライトプロジェクターです。
Aladdin X2 plus | Aladdin X2ライト | |
---|---|---|
明るさ | 900 ANSI ルーメン | 700 ANSI ルーメン |
映像クオリティ | MEMC なし | MEMC あり |
器具光束 | 最大3800ルーメン | 最大5500ルーメン |
適用畳数 | ~8畳 | ~14畳 |
シーリングライト寿命 | 30000時間 | 70000時間 |
設置距離 (100インチ投影時) | 約1.78メートル | 約2.0メートル |
レンズの上下可動域 | 最大32度 | 最大19度 |
ムードライト | なし | あり |
価格 | 129,800円 | 99,800円 |
あなたのライフスタイルに合った1台を選び、快適なホームエンターテインメント環境をお楽しみください。