大島旅行の前に知らなきゃ損!快適な旅に必要な事前準備とは?

三原山を背景に荷物の準備をする三世代家族

「子どももおじいちゃんおばあちゃんも一緒に、ゆったり楽しめる家族旅行先を探している…」
そんな方におすすめなのが、東京都内からアクセスできる離島・伊豆大島。

今回、私たちは【東海汽船のジェット船】で竹芝桟橋から大島へ渡り、島内は子どもの体力も考慮して【レンタカー】を活用し、移動も快適に。

この記事では、三世代旅行だからこそ気をつけたい事前準備や、実際に行ってみてわかった快適な過ごし方、子連れ&シニアに優しいスポットなどを詳しく紹介します。

大島旅行をもっと楽しく、思い出深いものにするためのヒントが満載です!

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目次

三世代で楽しむ大島旅行の魅力とは?

三原山の前で写真撮影をする家族

なぜ今「大島」が家族旅行に人気?

伊豆大島は、東京からアクセスしやすいのに、まるで別世界のような自然が広がっています。高速ジェット船を使えば、都心からわずか2時間弱で到着。長時間の移動が負担になりやすいお年寄りや小さな子どもがいても、移動ストレスを最小限に抑えられるのが嬉しいポイントです。

大島には、手つかずの自然や火山の景観、海辺の遊歩道、四季折々の花々が楽しめる公園など、家族みんなでのんびり過ごせるスポットが豊富にあります。観光地でありながら混雑しすぎず、落ち着いた雰囲気も人気の理由です。

旅行の目的が「非日常を味わいたい」「でも移動はラクにしたい」という家族にはぴったり。短期間でもリフレッシュできる理想的な旅先として、最近注目が高まっています。

子連れ&シニアも安心!自然と温泉のバランスが絶妙

大島の魅力は、アクティブに遊べる自然体験と、ゆったりくつろげる温泉の両方を楽しめる点にあります。たとえば、波の穏やかな海岸では小さな子どもが水遊びを楽しめ、元町の海沿いには散策にぴったりの遊歩道も整備されています。

また、島内は公共交通もありますが、本数が少ないためレンタカーを借りて移動したことで、子どもの急な体調の変化や高齢者の負担も最小限に抑えることができました。島内ではレンタル自転車のお店もありましたが、アップダウンの激しい道を電動とは言え自転車で走行するのはきつかっただろうと思うと、レンタカーでよかったです。実際に自転車で走っているのは競技で自転車に乗っているような、マイ自転車を島に持ち込んできている人がほとんどだったように思います。

子どもにとっては冒険、シニアにとっては温泉での癒し、そして親世代にとっては家族の笑顔が見られる最高の休日。そんな三拍子そろった旅が実現できるのが、大島旅行の大きな魅力です。

東京から大島へ|子連れ・高齢者にも優しい移動手段

竹芝桟橋からジェット船に乗船

東海汽船ジェット船の魅力と乗船のコツ

伊豆大島へのアクセス手段として特に便利なのが、東海汽船のジェット船。竹芝桟橋から約1時間45分で大島に到着できる高速船で、移動時間が短く、子どもや高齢者にとっても体の負担が少ないのが魅力です。

ジェット船は、飛行機のような座席で揺れも少なく、快適に過ごせるのが特長。船旅が初めての小さな子どもでも安心して乗ることができました。指定席制なので、家族全員で並んで座れるのも嬉しいポイントです。

東海汽船ジェット船の予約方法

東海汽船のジェット船は、乗船日の2か月前から予約可能です。特に連休や夏休みなどの繁忙期は早く満席になることもあるため、スケジュールが決まり次第すぐに予約するのがおすすめです。

予約は東海汽船の公式サイトから24時間受付可能で、クレジットカードでのオンライン決済も対応しています。会員登録をしておけば次回以降の予約もスムーズ。インターネット割引も適用されます。予約完了後はメールで確認書が届くので、当日はスマホの画面提示でもOKです。

なお、旅行会社のパックツアー経由での予約も可能ですが、自由にプランを立てたい方には公式サイトでの直接予約が便利です。

竹芝桟橋のアクセスと乗船時の注意点

インターネットの予約表と引き換えにチケットを受け取ります。乗船前にチケットの半券(上船票)に氏名、住所、連絡先などの記入が必要です。

竹芝桟橋へは、JR浜松町駅から徒歩約7分、ゆりかもめ竹芝駅から徒歩すぐの好立地。荷物が多い・子連れの場合は、浜松町駅からタクシー利用もおすすめです。

出航時間の20〜30分前には到着して、チケットの受け取りや乗船準備を済ませておきましょう。船内に持ち込む荷物と手荷物の分け方など、案内があるので指示に従えば問題ありません。

待合室にはベンチや売店、トイレもあるため、出発前の時間も快適に過ごせます。

船内設備や乗り物酔い対策もチェック!

ジェット船の船内は冷暖房完備、清潔なトイレもあり快適です。とはいえ、波の影響で多少揺れることもあるため、乗り物酔いしやすい方は事前の対策を忘れずに

酔い止め薬の服用はもちろん、空腹や満腹を避け、スマホや本を見すぎないようにしましょう。子どもにはお気に入りのぬいぐるみやお菓子、小さなおもちゃなどを持たせると気分転換になり安心です。

宿泊は大島温泉ホテル特別室でゆったり

三原山を望むホテル客室でくつろぐ家族

特別室の魅力|温泉・眺望・プライベート感

大島での滞在に利用したのが、大島温泉ホテルの特別室です。私たちが宿泊した部屋からは、島のシンボル・三原山の雄大な姿を一望でき、到着したその瞬間から旅気分がぐっと高まりました。部屋の広さも十分で、子どもが遊び回っても安心、年配の両親もゆったりとくつろげる空間が広がっています。

何より嬉しいのは、部屋のすぐそばに温泉大浴場があり、いつでも気軽に湯浴みができること。プライベートな時間を大切にしたい家族連れにも、静かな環境で過ごしたいシニアにも、まさに理想的な宿泊施設です。

食事の実体験レビュー

夕食では地元の新鮮な魚介や野菜を使った和食会席が楽しめ、見た目も味も満足度の高いものでした。1泊目は大島特産の椿油で新鮮な魚介類や野菜を揚げる「椿フォンデュ」、衣がサクッと揚がって揚げ物の重たい感じは一切なく美味しくいただけました。2泊目は新鮮な魚介類と豚肉を自分で焼く鉄板焼きをいただきました。両親も「こんなにゆっくり美味しいものを食べたのは久しぶり」と大喜びでした。量に関してはすべて食べきれない程でとても多かったです。

売店

定番のお菓子、食品、お酒やハンドタオルなどの小物類、子どものおもちゃなどが売っている売店が1回ロビーにあります。宿泊者なら10%オフで購入できるので、会社の同僚へのバラマキ土産を買うのにありがたいかったです。

残念だった点

仕方のないことですが建物、設備は老朽化が進んでいるようです。屋上テラスから雄大な三原山の景色を見たり、夜は星空を眺めたりできますが、Webサイトで見たようなベンチはなかったためあまりゆっくりはできませんでした(自由に使えるヨガマットはありました)。

島内の移動はレンタカーが断然おすすめ!

大島の海岸沿いの道路をドライブ

子どもの体力を考えた移動計画

大島旅行では、観光スポットが点在しており、徒歩や路線バスだけでは移動が大変です。特に子連れや高齢者が一緒の場合は、移動手段の選択が旅の快適さを大きく左右します。今回の三世代旅行では、迷わずレンタカーを選びました。理由は明確で、子どもが疲れてもすぐに車内で休憩でき、シニア世代も無理なく目的地まで移動できるからです。

また、大島は坂道やアップダウンも多く、バス停から観光地までの距離がある場所も。レンタカーなら、そうしたアクセスの不便さを気にすることなく、自分たちのペースで観光を楽しめます。スケジュールに柔軟性を持たせるためにも、車移動は非常に心強い味方です。

今回私たちが選んだのがモービルレンタカーというお店です。
2泊3日で11,000円というお手頃価格。カーナビ搭載車はないですが、スマホでナビすればよいので問題ありませんでした。コスパを求めるならおすすめです^^)

島内ドライブで訪れたいスポット6選

大島の魅力は自然と景観の豊かさにあります。レンタカーで巡ることで、短時間でも多くの名所を訪れることができます。まず最初におすすめしたいのは「三原山」。火山ならではの景観が広がり、展望台からの眺めは圧巻です。日本とは思えない黒い大地が広がる幻想的な風景を楽しむことができます。

靄がかかった静かな森の中、木のトンネルのような場所をハイキング。心が静まりました。

「地層切断面」も外せないスポットで、車を降りてすぐ間近に迫る迫力ある地層を楽しめます。

島内は車も少なく、車から降りてゆっくり地層を眺めて記念撮影することができました。

「筆島」は筆の先っぽのような形の小さな島です。展望台から望むことができます。展望台の横の階段から海のすぐそばまで下りていくことも可能です。近くには火山灰を避けるためのトンネルもあり、三原山噴火の過去を連想させます。

ここでは小さなカニをたくさん見つけることができました。

「大島公園動物園」は子どもが喜ぶ場所。無料で楽しめる動物園で、ちょっとした休憩にもぴったりです。

著者は上野動物園に自転車で行くことができる範囲に住んでいるため、たまに上野動物園に足を運びますが、毎回人ごみに疲れて帰ってきます。一方こちらの大島公園動物園はまじかに動物を見ることができ、かつほとんど人がいません!!著者の家族以外の来園者には一人しか出会いませんでした!!本当に快適でした。

そして「大島町メモリアル公園」も外せません。過去の土石流災害の被害にあわれた方の追悼と鎮魂を記念し建設された公園であるという公園の沿革が書かれた碑がありました。広大な地に子どもが身体を動かして楽しめるアスレチックがたくさんあり、海を臨んで視界が開ける気持ちの良い場所でした。

右の写真、少し分かりにくいですがジップラインです。

著者が大島町メモリアル公園を訪れたのは日曜日の朝、犬の散歩をする地元の方がいるくらいでアスレチックはほぼ貸し切り状態でした。グーグルマップなどの口コミを見ると、昼は地元のお母さんと子どもでにぎわっているようです。この広大な敷地で子どもを走り回らせることができるのは本当にうらやましいです。大島で子どもが一番気に入った場所でした^^)

最後に「泉津の切通し」は神秘的な緑のトンネルが続く人気撮影スポットで、SNS映えも抜群でした。

階段の右横に電信柱があります。電信柱を外して写真を撮ると生活感がでないです^^)

いずれもバスだけで巡るのは時間的にも体力的にも厳しい場所ですが、レンタカーなら効率よく、家族みんなで楽しめます。

駐車場・交通ルール・運転時の注意点

島内には主要観光地ごとに無料の駐車場が整備されており、駐車スペースで困ることはほとんどありませんでした。ただし、道が狭く見通しが悪い箇所もあるため、慎重な運転が求められます。

また、大島では地元の方々の生活道路を通る場面も多く、スピードの出しすぎには十分な注意が必要です。著者が10月初旬に訪れた際には観光客はほとんど見かけませんでしたが、観光シーズン中は歩行者や自転車も多いため、ゆとりを持った運転を心がけると安心です。

なお、ガソリンスタンドの数は限られているため、出発前に満タンにしておくと安心して島内をドライブできます。レンタカーの返却前にも余裕を持って給油できるよう、旅程の最後に給油ポイントを組み込んでおくのもおすすめです。

著者は日曜日にれんかたーを返却しました。日曜日に島内で営業しているガソリンスタンドは1か所のみとのことで、事前にレンタカー会社の方が場所を教えてくれました。心配な方は事前に確認しておくことをお勧めします。

大島旅行の事前準備リスト|三世代旅行ならではの工夫

スーツケースを取り囲み、旅の準備をする家族

船酔い・気温差・虫対策など持ち物チェック

大島旅行は海を渡る離島旅行なので、事前の準備が快適さを左右します。特に三世代旅行の場合、それぞれの世代の体調や快適さに配慮する必要があります。まず気になるのは船酔い対策。東海汽船のジェット船は比較的揺れが少ないものの、酔いやすい体質の方は酔い止め薬を服用しておくと安心です。

大島は季節によっては日中と朝晩の寒暖差が大きいこともあるため、調整できる服装がおすすめです。羽織れるパーカーやウインドブレーカーを用意しておくと、急な気温変化にも対応できます。また、大島は自然豊かな島だけに、虫対策も必須。とくに夏場は蚊やブヨに注意が必要で、虫よけスプレーやかゆみ止めが役立ちます。

子ども用&高齢者用の便利アイテム

子連れ・シニア連れの旅行では、ちょっとした工夫で快適さがぐんとアップします。子どもにはお気に入りのおもちゃやタブレット、軽食を持参しておくと移動中もぐずらずに過ごせます。船の待ち時間や観光中にサッと取り出せる絵本やシールブックは重宝しました。

高齢者には、なるべく歩かずに済むような移動計画と共に、杖や折りたたみ椅子などの補助グッズもあると安心です。また、宿泊先の設備や食事内容も事前にチェックして、階段の有無や食事のやわらかさなど、身体への負担が少ない選択をしておくのがベストです。私たちが宿泊した大島温泉ホテルの特別室はバリアフリーではありませんでしたが、室内の移動はスムーズで、ソファや椅子の高さも年配者に優しく感じました。

雨天や体調不良に備えた代替プランも用意

旅行中は天候や体調が予定通りにいかないこともあります。そんな時のために、雨の日でも楽しめる室内スポットや、無理のない過ごし方をあらかじめ用意しておくと慌てずに済みます。私たちは雨天時の候補として「愛らんどセンター御神火温泉」や「ぶらっとハウス」を予定に組み込みました。

この2か所には実際に足を運びました。
「愛ランドセンター」は室内温水プールを温泉が楽しめます。温水プールは水泳帽の着用が必須ですので忘れないようにしてください。
土曜日の午前中に行き、最初は25メートルプール、6レーンが貸し切り状態でしたが、途中から地元の方が水中ウォーキングに来たりしていました。
食堂(食券購入)もありますし、身体を休めることのできる広い畳のスペースもあり、午後の帰りの船の時間までここで温泉を楽しむ旅行者も多いようでした。
「ぶらっとハウス」は地元で収穫された野菜を購入することのできる小さな道の駅のような場所です。併設されているカフェでは大島でとれた牛乳を使ったソフトクリームやジェラード、飲み物を楽しむことができます。
とてもおいしかったです!2回も行きました。著者の父(77歳)は「大島でここのソフトクリームを食べられたのが一番よかった」と言っておりました^^;)

また、高齢者や子どもの体調に急な変化があったときに備え、休憩できるカフェや車で立ち寄れる観光地もピックアップしておきました。レンタカーがあることで移動の自由度が高まり、無理せず柔軟に予定を調整できたのも大きなポイントです。

まとめ|三世代で過ごす大島旅行を思い出深くするために

三原山を背景にぱちり

事前準備と現地の選び方で旅の満足度が変わる

三世代での大島旅行は、ただ観光地を訪れるだけではなく、それぞれの世代にとって「快適で思い出に残る時間」をどう過ごすかが重要です。その鍵となるのが、事前の準備です。船酔いや気温差に備えた持ち物の選定や、雨天時の代替プランをあらかじめ考えておくことで、トラブルを最小限に抑えられます。

また、移動手段や宿泊先を家族の構成に合わせて選ぶことも満足度アップにつながります。私たちは竹芝桟橋から出発するジェット船を活用し、島内ではレンタカーで移動。宿泊には大島温泉ホテルの特別室を選び、プライベート感と快適さを両立させることができました。準備をしっかり整えておけば、当日は安心して旅を楽しむことができます。

それぞれの世代に合った楽しみ方を意識してプランを組もう

三世代での旅行では、同じ場所でも感じ方や楽しみ方が異なるもの。子どもには動物園や砂浜での自然体験を、大人には温泉やゆったりした景色を楽しめる場所を、高齢者には移動の負担が少なく休憩しやすいスポットを、それぞれ意識してプランに取り入れることが大切です。

たとえば、午前中は家族でドライブしながら観光地をめぐり、午後はホテルでゆっくり休憩、夕方には温泉を楽しむなど、無理のないスケジュールで過ごせば、みんなが満足できる時間を過ごせます。

伊豆大島は、都心からアクセスしやすく自然と温泉が共存する場所。だからこそ、年齢を問わず楽しめる工夫次第で、旅の満足度は何倍にも広がります。事前の準備と少しの気配りで、きっと忘れられない家族旅行になるはずです。

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